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お雑煮からみる地域性!こんなに違うお正月!海外の正月料理も一挙公開!

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お正月と言えば?お年玉・凧揚げ・初詣・おせち。そして欠かせないのがお雑煮です。おせちに飽きたらカレーじゃななくてお雑煮^^

そんなお雑煮ですが、地域によって入っている具材に違いがあることをご存知ですか?ところ変われば雑煮も変わります!今回はお雑煮から見る地域性を見ていきましょう♪

お雑煮の由来



お正月には、お餅をついて鏡餅を飾ったり焼いて食べたりします。もちろんお雑煮にも入っていて、お正月とは切っても切り離せないお餅。日本には昔から、お正月の元日になると神様がやってくると言われていてその神様へのお供え物としてお餅を飾っています。



その後、そのお餅をみんなで食べる事によって、神様からの加護や恩恵を受けてその年の豊作や繁栄が得られると考えられています。

お雑煮もそのありがたいお餅を頂くための料理の1つなのです。つまり、お雑煮を食べると言う事は、神様から力をもらって元気に1年を過ごすためという事になります。

一番多いお雑煮の具というと、すまし汁に鶏肉・かまぼこ・三つ葉他野菜・お餅というのが一般的ではないでしょうか?実はお雑煮の具は地域によって、全然違うんです!



地域によってこんなに違うお雑煮

北海道

「食材の宝庫」北海道、さぞかし豪華なお雑煮かと思いきや醤油味のすまし汁に
鶏肉・三つ葉や大根・にんじんやごぼうにお餅と関東風のお雑煮に近いものが多いそうです。

東北地方

こちらも基本的に醤油味のすまし汁で地域によって魚を炙ったものや、クルミを使ったものや山菜が入ったものやお雑煮の代わりにきりたんぽを食べるというところもあるようです。

関東地方

醤油味のすまし汁に鶏肉・三つ葉・大根・にんじん・しいたけ・小松菜・ゆずなどにお餅が入ったスタンダード。

関西地方

関東が角餅なのに対して関西は丸餅なのが特徴です。汁も醤油味のすまし汁の所も少数あるようですが、大多数が味噌仕立ての汁。具は鶏肉・大根・にんじん・ごぼうなどで地域により多少異なります

中国地方

スタンダードなものもありますが、小豆が入ったぜんざいのようなものや牡蠣や河豚・岩海苔が入ったものなどもありバリエーション豊富です

四国地方

地域により醤油すましと味噌仕立のところがありお餅はなんと、あんこ入りのところがあります

九州地方

トビウオで出汁をとったものや車えびで出汁を取ったものなど作り方に、特に決まりはなく様々な作り方があります。

沖縄

沖縄には「お雑煮」という物はなく代わりに豚の内臓を煮た「中身汁」というものを食べるそうです!

海外の正月料理



海外にも日本のお雑煮のように、お正月に食べる習慣の食べ物があります。

アメリカ

アメリカの南部では、「ホッピン・ジョン」という、ブラックアイドピーという豆
がごはんが入った料理を食べます。家庭によってスープのようだったり、汁気がまったくなかったり、と様々なようです。

イタリア

イタリアでは、レンティル豆と豚肉のソーセージを食べるのがお正月の習慣なのだそうです。豆もソーセージも「富」を連想させる縁起のいい食べ物だそうです。南イタリアの方ではなんとぶつ切りにしたうなぎをフライやトマトソース煮にして食べるそうです。

フランス

最近は日本でもよく見られるようになった

「ガレット・デ・ロワ」

。これはもともと、フランスの公現節(1月6日)のお祝いに食べられているものです。

フィリピン

フィリピンでは、お正月にはココナッツ風味のおもちを食べます。日本みたいに焼かないで、おなべで煮て食べるのですが、最初おもちはなべの底に沈んじゃいます。煮えると浮き上がってくるので縁起がいいといわれています。

南米

ペルーでは、1月6日に3人の人が星を探しに行って、星を見つけた時に神様が生まれたという言い伝えがあります。お正月には、小麦粉や牛乳、卵、鳥の胸肉を入れて焼いたごちそう「トールタ・デ・フランゴ」を食べて朝までお祝いします。1月6日には子供たちはお小遣いをもらえるんそうです。日本のお年玉みたいですね。

ブラジルでは「トールタ・デ・フランゴ」と呼ばれる肉料理がよく食べられています。鶏肉と塩漬けオリーブを、小麦粉、ベーキングパウダー、卵、牛乳などで練った生地で包み焼きにします。



世界各国でお正月料理ってあるんですね。お正月を海外で過ごす方も増えているので、地元のお正月料理を食べるのも面白いかもしれませんね。コロナが終息したら、是非そんな過ごし方もしてみたいです!