五月晴れの青い空に
雄大に尾びれをはためかせて泳ぐ「こいのぼり」は一際目を引きます
都会では場所柄見かけることはなくなりましたが、
郊外や地方の農家の庭先などでは今も見かけることが出来ます。

5月5日の端午の節句は男の子の日とされていて
鯉幟を立てたり、鎧・兜を飾ったりしてお祝いをします。
今回はこどもの日の何故?をご紹介していきます

簡単!こいのぼりの作り方

「鯉の滝のぼり」という言葉をご存知ですか? 
鯉は精気の強い魚で威勢が良く、大滝をも登る出世魚とされています。

その為にこいのぼりは縁起物として男の子が生まれると
5月五日の端午の節句に健康と立身出世を願って立てられたものです。

現在では都心においては、宅地のスペースが狭いこととか
集合住宅などで庭先に大きなこいのぼりをという訳にはいきません。

部屋のなかにも飾れる手作りのこいのぼりを
お子さんと一緒になって作るのも楽しいことですよ。

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以下に手作りこいのぼりの参考サイトを挙げてみました。

・果物ネットを使って、鯉のぼりを作ろう
http://www.thousand-happy.jp/1347.html

・子どもと一緒に作れる簡単な作り方
http://もとはる.jp/13662.html

なぜ、こどもの日に鎧兜を飾るのでしょう

端午の節句を祝う風習は江戸時代中期以降で
武家社会のみのものでしたが
一般庶民にまで普及したのは明治中期以降と言います。

五節句の内、端午の節句は男子を祝うものとして
江戸時代の武家ではこの日に各家の武具を出して並べる
武具祭りを行う風習が有りました。

この様な士農工商の身分階級がはっきりとしていた時代には
庶民が立身出世を望むべくもなく、鎧・兜を飾ったりした筈もありません。
従って無意味な儀礼はされていなかったのですが
近代になって誰でもが平等になった事により
武家社会のみであった儀礼的なものが一般社会にも習俗化していき
現代では家庭でも鎧兜を飾ったりしてお祝いをする様になったのです。

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5月5日はなぜ男の子の日なのでしょうか?

5月5日はこどもの日、端午の節句ですね。
子供の成長を祝い、健康に感謝する大事な行事です。

端午の節句というのは、中国から伝わった五節句
人日(正月七日)、上巳(三月三日)、端午(五月五日)
七夕(七月七日)、重陽(九月九日)の一つで

もともとは、旧暦の最初の午の日
つまり端午の日を祝ったものだったのが
いつの頃からか五月五日を祝うようになり
そこで「端五」と書いたりもします。

三月三日の上巳(じょうし)は
「雛の節句」とも言われる女子の節句です。

それに対して、五月五日の「端午の節句」は
男子を祝うものとされています。

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しかし、雛祭りは女子、端午は男の節句に
固定されたのは途中からの変化です。

その昔旧暦五月は田植えの月で
年間を通じてもっとも大切な時期でした。

その為に、匂いの強い蓬(ヨモギ)や菖蒲を軒にさして邪気を払い
女だけが忌み篭って祭りを営んだというのが
古い五月節句だったと言われていますから
本当は女の節句だったのです。

その折の魔除けの菖蒲が
男子たるもの武を尚(たっとぶ)ぶべしという「尚武」にすり変わり
武士階級によって男子を祝う行事へと確立され習俗化したものです。

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地域によって子供の日の祝い方はいろいろです

端午の節句は、男子を祝うものですので
昔は鎧や兜はお父さんやおじいちゃんが飾るのが
習わしとされていた様ですが
現在では特にこだわる必要は有りません。

4月中旬頃までには飾りを終わらせ
初節句のお祝いには、当日か前日に親戚や知人を招き
縁起物のご馳走でもてなします。

また、今でも「強い香気による厄払い」という
意味が込められた「菖蒲湯」には性別年齢関係なく入浴します。

現在でも、端午の節句のお飾りは地方によってさまざまです。

鎧や兜、武者人形、馬や虎・若武者の人形
鯉のぼりや旗のデザインもそれぞれの個性があるものです。
また、日本各地でも地域によってお祝いの仕方や
様々な個性的な行事が催されています。