酵素とは

私たちが生活する空間には、酵素がたくさんあります。洗剤や洗顔料といった「汚れを落とす酵素」や、果物や野菜、味噌、納豆に含まれる「食品酵素」まで、数え切れないものの中に酵素が含まれています。

人間にとって酵素はとても大切なもの。食べたものを消化して排泄する過程や、肌の新陳代謝も酵素の働きでスムースに行なわれています。

 

酵素たっぷりの食事の摂り方

消化酵素には大きく分けて3種類あり、食材によって含まれているものが異なっています。

 

たとえばたんぱく質分解酵素はパイナップルやパパイヤなどに多く含まれるので、肉料理などの高たんぱく質食事と相性が良い。

 

炭水化物に含まれるでんぷんを分解する酵素は、大根、キャベツ、山芋、バナナなどに含まれます。

 

ダイエットに効く脂肪分解酵素は、納豆、みそ、漬物など発酵食品に多く含まれています。

 

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酵素を簡単にとるコツ

新鮮な生の野菜や果物、刺身、味噌、納豆などの発酵食品に酵素はたくさん含まれますが、一手間かけることで、同じ素材でも体に取り入れられる酵素の量と働きが違ってきます。

 

生野菜や果物に含まれる酵素を、更に無駄なく効率よくとる方法が皮ごとすりおろすこと。消化吸収が良くなるだけでなく、酵素を残さず取ることができます。すりおろすことによって、野菜や果物の細胞が破壊され、酵素が細胞の外に出てきて活発に働くのです。

 

野菜や果物の栄養成分表というものが有りますが、あれは皮の部分を含んだ値です。皮などの普段捨ててしまう部分に酵素やその他の栄養分がたくさん含まれていることが多いのです。

 

 

酵素を強化する「お酢」

酵素食に是非とも取り入れたいのが「お酢」です。酢は単独でもカルシウムの吸収を高めたり、血圧・血糖値を抑える作用があることが分かっています。食物酵素の働きを活性化する作用もあります。

 

生野菜の酢の物が、古くから日本の食卓にあったのも、先人たちが経験の中から体によいことを知っていたからに違いありません。

 

イタリアなどでも「バルサミコ酢」と呼ばれるブドウの果汁を熟成させたお酢を、オリーブオイルとともに生野菜にかけて食べる習慣があります。お酢と生野菜の組み合わせは世界中で広く健康食として愛されています。

 

酵素と美容

「パンを作っている女性は肌がきれいな人が多い」や「お酒を造る人の手が驚くほどきれい」などといわれています。パンとお酒を造る時の共通点といえば発酵。酵母や酵素の働きにより小麦粉や米を熟成、変化させていきます。家庭でぬか床をもっていて日々かき回している方は手がすべすべになることを実感していると思います。

 

このように酵素は美容と健康にとって大変重要なものであることを分かって頂けたと思います。