正しい退職届けの書き方

退職届けは退職の意思を会社に伝える書類です。最終的な退職の意思を伝えるものですので、その前にまずは口頭で、直属の上司に辞意を伝えます。その後、退職予定日などの相談を行った後に提出するのが退職届けです。

尚、退職届け退職願の違いは、退職願が退職の希望の申し出であって会社側の承認により成立するのに対し、退職届けは提出時点で最終意思となり撤回できないという点があります。

退職届けの書き方は各会社の就業規則により決まっている場合がありますので、上司や人事担当者に確認することが必要です。就業規則で決まっていない場合は自分で作成します。

退職届けは手書きでもパソコンでも構いません。また、縦書き・横書きのどちらでも構いません。手書きの方がパソコンよりもかしこまっていますし、縦書きの方が横書きよりも畏まったものになります。パソコンの場合でも署名を手書きで行えば多少畏まった印象になりますが、捺印は必須なので必ず行ないましょう。

退職の理由は、原則的に「一身上の都合により」の記載のみで構いません。退職届けは後々の証明のための書類として用いられることがありますので、プライバシーに関する内容の記載をする必要はありません。

退職届けの封筒には一般に白無地のものを選びます。サイズは決まっているわけではありませんが、長形4号が一般的です。封筒表面の中央に「退職届」と記載し、裏面に部署と氏名を記載して、糊で封をし持参します。

いつ出す?どう出す?退職届け

法律上は、退職の話をしてから2週間で退職出来るようになっていますが、会社の規定では1ヶ月または2ヶ月前には事前に伝えるよう規定として書いていると思います。ということはおよそ退職の意思表示から退職日まで1ヶ月から1ヶ月半くらいが妥当な期間であると思われます。

文例

横書きの文例を示します。
中央に「退職届」
右に年月日「平成〇〇年〇〇月〇〇日」
左に宛名「株式会社〇〇・代表取締役〇〇〇〇様」
右に自分名「〇〇課〇〇〇〇 捺印」
,左から「この度、一身上の都合により、来たる平成〇〇年◯月◯日をもちまして退職いたしたく、お届けいたします。」
,右に「以上」

通常以上の様な内容で書きます。

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退職するときのマナー

一番大切なことは申し出る時期です。二週間前までに知らせるのは義務ですが、円満に退社するには引き継ぎや後任のこともあるので、先ずは直属の上司に相談し決めることです。そして退職届けは郵送では無く直接持参し手渡します。

飛ぶ鳥後を濁さずの喩えもあるように、きちんとした形を踏んで退社することは、それからの自分にとっても重要なこととなります。

次の会社が採用を決める場合、前の務め先へ問い合わせをするということは、人事担当者間で良く行なわれていることでもあります。

そういうことも踏まえた上で円満退社を心がけて下さい。