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捻挫と打撲と肉離れの違いって何?対処方法ご紹介!自己判断はやめましょう!!

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捻挫と打撲と肉離れの違い、自分で判断出来ますか?

太郎
太郎
温めるのと冷やすのってどっちがいいの?
花子
花子
なかなか痛みが引かない場合はどうしたらいいの?

たかが捻挫とあなどれませんよ! 今回は、それぞれの違いと対処法をレクチャーします! 素早い応急処置ができれば、治りも早くなります。基礎知識として、是非知っておきましょう♪

捻挫の症状



暖かくなってきて、体も動きやすい時期になってきました地域によっては春に運動会をやるところもあります。

父兄参加の競技で張り切って参加したものの、普段の運動不足がたたって怪我をしてしまう親御さんも結構います。

足を捻ったり、スジを痛めるすなわち「捻挫」をする方がこの時期には増えるそうです。

ひとえに捻挫と言ってもどのような症状かはっきりわかりにくいですよね?捻挫とは一言でいうと靭帯の損傷の事です。

太郎
太郎
靭帯と言うのは骨と骨とを繋いでる関節を固定して安定させている軟部組織です。
花子
花子
この靭帯が外部からの何らかの力で損傷する事で炎症を発症して痛みや熱感・腫れ・機能障害を引き起こします。

捻挫の程度は軽度(第1度)であれば靭帯が少し伸ばされている状態で、関節の不安定性は見られません。中度(第2度)だと靭帯が少し切れているが、完全には断裂はしていない状態で、関節の不安定性が少しあります。



重度(第3度)になると2ヶ所以上の靭帯が完全に断裂してしまっている状態で、こうなると関節も完全に不安定な状態です。

軽度・中度であれば痛めた部分を固定して安静にしていれば治癒されますが、重度のように完全に断裂してしまうと、手術により靭帯を接合しなければなりません。

打撲や肉離れの症状



似たような症状で打撲や肉離れと言うのがありますが打撲と言うのは別名挫傷とも言い、これは関節ではなく筋肉などの軟部組織に直接の外力(ぶつけたり、打ったり)を受けて血管が破裂したり、組織が損傷することで痛めた所が内出血がみられます。

肉離れとは、打撲とは違って外力によって筋肉を損傷するのではなくて、筋肉に疲労がたまっていたり、運動不足で筋肉の柔軟性がない状態で急激な筋肉の収縮を伴うような動きをしたときに、筋肉が上手く収縮できないのに引っ張られて損傷してしまう状態のことです。

肉離れの程度も捻挫と一緒で軽度・中度・重度とあります。(捻挫の項参照)




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痛めてしまった場合の対応



捻挫・打撲・肉離れとも発症時はまず患部を冷やして下さい。よく温めたほうがいいか冷やしたほうがいいかわからないという方がいますが、捻挫・打撲・肉離れとも慢性症状ではなくて急性症状と言われるもので急性症状には炎症が強く出ます。



患部に強い痛みがあり腫れが出て熱っぽかったら、冷やして下さい。冷やしすぎると血行障害を引き起こすので、冷たすぎたら冷却材にタオルを巻くとかして対応しましょう。

時間は10分位で一旦冷やすのを止めて、その後、また痛み出したら再び10分位同じように冷やすのを繰り返します。

その後、痛みが引いてきたらシップ薬塗り薬等を使用して包帯やサポーターなどで患部を固定すると回復が早いです。

冷やした後も痛みが引かず動けないようであれば、病院や専門機関で診察を受ける事をおすすめします。最悪の場合、骨折を併発している場合もありますので安易な自己判断で対処が遅れないように心がけましょう。