飲み過ぎ・食べ過ぎで胃が痛い時、どうすれば良いのかわからなくて困っちゃいますよね(^_^;)
胃痛の原因は、ストレスや食べ過ぎが多いです。
食べ過ぎによる胃痛は、胃腸の動きが鈍くなって起こります。胃薬をすぐに飲む人もいますが、胃腸薬は常用すると副作用が出てくるため、使用頻度には気をつけて下さい。
飲む日食べる日といって事前に胃薬を飲むのも危険です。それよりは食後に消化酵素剤配合の消化薬を飲む方が効果があります。
今回は、食べ過ぎで胃が痛い時の対処法についてレクチャーします!
食べ過ぎ時の胃痛には2種類あります。
胃酸過多タイプ
食べ過ぎや飲み過ぎのほか、ストレスやカフェイン類の摂り過ぎなど、胃酸が多く出ている状態を指します。胃のキリキリした痛み、空腹時の吐き気や痛み、胸やけの様な症状です。
消化不良タイプ
食べ過ぎにより消化が追いついていない状態を指します。胃腸の動きが鈍り、食事が消化されていないので胃もたれ、吐き気、腹部の痛みといった症状があります。
予防・対策テクニック3選
胃腸を動かすには、ウォーキングが効果的だといわれています。ついつい胃の痛みで体を丸めてしまいがちですが、背筋を伸ばして大股で下腹部と太もものあたりが伸びきるようにして暫く歩くと楽になっていきます。
- 正座をする。
- 後ろにそのまま倒れる(手をつきながら)
- 両手を頭の上に伸し、頭の上で手を組む。
- 両手をぐいっと伸ばし、太ももにも力をいれて体全体を伸ばす。
これもウォーキングと同じで、下腹部と太ももが伸びることから腸が動き出す仕組みです。痛みがひどくて外に行けない場合に最適です。
大根を生のまま摂る。大根に含まれるジアスターゼという成分が消化を助けてくれます。大根おろしをたっぷりのせたおかゆ、スープなどがお勧め。その他、リンゴ、生姜、梅干し、山芋も食べ過ぎ、胃もたれには効果があります。
番外編:漢方薬も効きます
食べ過ぎによる消化不良には、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)が効きます。お酒を飲んだ翌日、よく手足がむくむ人には五苓散(ごれいさん)が良いでしょう。
また、疲れがピークに達したなら補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、風邪対策には葛根湯(かっこんとう)も良く効きます。