トマトを干すとこんなに便利
しかも旨味も倍増!
長期保存も出来て簡単に出来る。
そのままでも調理しても使えてまさに「魔法の食材」
夏の野菜の代表格「トマト」

ジューシーでうま味が詰まっていて、
そのまま食べてもいいし
料理の材料にしてもいいし、
オールマイティーな食材です。
果実の事をいいます。
多年生植物で、果実は食用として利用されます。
赤いですけど緑黄色野菜の一種なんです。
長年月にわたって生育し続け、
トマトはビタミンAになるβ-カロチンをやや多く含んでいます。
これは、抗ガン作用や免疫力を上げる作用で知られています。
その他にも髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、
そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
トマトの赤い色の元はリコピンといわれる色素です。
これは、カロチンの一種ではあるのですが、
β-カロチンとは違い、ビタミンAには変化しません。
しかし、リコピンそのものが活性酸素を減らす
働きがあるそうです。
それも、β-カロチンやビタミンEの何倍もの効果があるそうです。
トマトの果汁成分には、脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす「
13-oxo-ODA」というリノール酸が含まれている事が
2012年2月に発見されました。
この成分の摂取によって肝臓で脂肪燃焼に働くタンパク質が
多く作られ、血糖値が低下するとの事です。

体に良いばかりではなく旨味成分の「グルタミン酸」が野菜の中では
トップクラスに含まれているので料理には欠かせない存在です。
ドライトマト
そんな万能で美味しい野菜「トマト」を一年中食べたいと言う事で
ドライトマトが生まれました。ヨーロッパ主に南欧でつくられています。

もともとは夏場に沢山のトマトが採れるので、
これを冬場に使うための保存食として
塩をふって天日干しをしたものが始まりです。
また更に日持ちをさせるためにこれをオリーブオイルに漬けて、
必要な時に使うようにしています。
いわゆる乾物になりますので、生の状態よりも味にコク味が増し、
現在ではこれをグルメ用途として生産する生産者もいるようです。
日本でいうところの干しシイタケや貝柱、梅干、
昆布ダシあたりをイメージするとわかりやすいですね。

ドライトマト作り方
作り方は簡単♪
ミニトマト・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・適量
ミニトマトは洗って水を切っておく
ミニトマトを半分に切ってザルの上などに並べて天日干しで1週間位
干せたらチャック付きの袋に入れて冷凍保存して下さい。
保存ビンに入れてオリーブオイルを口まで注いで保存しても良い。
ドライトマトを使った料理
超簡単!ドライトマトを使ったブルスケッタ
材料
オリーブオイル・・・・・・・適量
ドライトマト・・・・・・・・200g
フランスパン・・・・・・・・適量(カットしたもの)
にんにく・・・・・・・・・・半片
塩・・・・・・・・・・・・・少々
バジルの葉・・・・・・・・・2枚

作り方
ドライトマトを熱湯で戻す(15分~20分くらい)
戻したら水切りしてオリーブオイル(大さじ1)、
塩、刻んだバジルを混ぜる
パンをトーストしてにんにくの切り口をパンにこすり付ける
オリーブオイルをパンに塗る
混ぜたドライトマトをパンに乗っけて
軽くオリーブオイルをかけて出来上がり。
ドライトマトと夏野菜のサラダ
これからの季節にぴったり。
お好きな夏野菜とオイル漬けのドライトマトを
オイルごと使って簡単に美味しく!

「ドライトマトと夏野菜サラダのレシピ」
材料
スパゲッティー・・・・・・・・・200g
ドライトマト・・・・・・・・・・150g
ベーコン・・・・・・・・・・・・60~80g
にんにく・・・・・・・・・・・・1片
菜の花・・・・・・・・・・・・・50~80g
オリーブオイル・・・・・・・・・おおさじ4
塩・・・・・・・・・・・・・・・適量
粉チーズ・・・・・・・・・・・・適量

作り方
ドライトマトを熱湯で戻す(15分~20分くらい)
にんにくはみじん切り、ベーコン・菜の花は一口大に切っておく
スパゲッティーを茹でる(表示時間よりも弱冠短めに)
フライパンにオリーブオイルでにんにくを炒めて香りが出たら
ドライトマトとベーコンを炒める
ベーコンに火が通ったら菜の花を入れて炒め、塩で味を調える
茹で上がったスパゲッティーとドライトマトの戻し汁(大さじ4)を加えて
よく混ぜて味を見て足りなければ塩で味を調える
お皿にもってオリーブオイルを適量かけて
お好みで粉チーズをかけて召し上がれ
あると便利なドライトマト。
簡単に作れて長期保存もできてしかも旨味も詰まっています。
ぜひ各ご家庭に一品常備したいものです。