再生野菜を育てて楽しい節約生活
近頃、異常気象や水害などで野菜の値段が急に跳ね上がったり、
店頭に並ぶ野菜が少なくなったりすることも、
見られるようになって来ました。
美容・健康を考えて野菜を摂りたくても、
思うように摂れないと困っている方も多いと思います。
そんなあなたにオススメしたいのが「再生野菜」。
いつもは捨ててしまう、野菜の根っこの部分を利用して、
もう一度収穫してしまおうという、
元手無しの野菜栽培です。
少しでも家計を助け、少しでも野菜を食卓へ!
あなたにも簡単に出来ます。
ホントに簡単?
ベランダや庭で「家庭菜園」をしようと思っても、
何も育てた経験がない人は、育て方を調べたり、
種や苗、土や肥料やプランターなどを準備したりで大変です。
でも再生野菜ならそんな準備も皆無!
菜園ビギナーも気軽に始められます。

元手がかからない
通常捨ててしまう、野菜の根っこやヘタ部分を使うので、
種や苗を買う必要はありません。
基本は水栽培なので土も不要です。
家にあるお皿やコップ、瓶や空き缶、プラスティックトレー、
どんなものでもプランター代わりに使えます。
育て方は簡単!
基本的にどんな野菜も、根の部分を残し、
少なめに水をはったお皿やトレー、コップなどにいれて育てます。
1,根っこやヘタの部分を少し余裕をもって残します
ネギや水菜などは根っこを3~5センチ、
人参や大根などはヘタの部分を2~3センチ、
リーフレタスや小松菜などの葉物は内側の新芽の部分を4~5枚、
キャベツは芯の部分に葉の根元を少し残した状態で、
すべて伸びてくる部分をちょっと残すのが基本です。
2,きれいに洗った容器に入れ、薄く水をはる
基本は、根っこが水に浸る程度。
茎が水に浸かりすぎると腐りやすくなるので注意。
ニンジンや大根は切り口が水に浸る程度でOKです。
3,基本、一日に一度は水を換える
夏場は水が腐りやすいので一日に二度は換えましょう。
冬場は室内が寒ければ2~3日換えなくても
平気な場合もありますが、新鮮な水が成功のカギです。
毎日換えるようにしましょう。
育てやすさでオススメ野菜
育てやすさといえば、トップはやはり「豆苗」ですが、
その他にも育てやすいと言われているのが、
<ネギ・水菜・三つ葉・小松菜>です。
比較的早く芽が出てくるので、
日々の成長を楽しむことができます。
豆苗の育て方
豆から2~3センチ程度の場所で切ります。
この時、注意して茎を見て下さい。
豆から少し上の茎の部分に脇芽が二つあることが分ると思います。
この脇芽の1つ目と2つ目の間で切るのがポイント。
ここで切るのが一番育ちが良いです。
肥料水ではなくただの水で育てるので、
日当たりが悪いとひょろひょろとした緑の薄い、
元気の無い育ち方をしてしまいます。
充分日当たりの良い窓際で育てるのがオススメです。