花にはそれぞれ花言葉というその花が表す意味があるのをご存知ですか?花言葉の発祥は17世紀頃のトルコです。
当時は文字や言葉ではなく、花に思いを託して相手に贈るという風習があったそうです。
珍しい花にも花言葉があったり、意味が不思議だったりと奥深い花言葉。今回はそんな花言葉にフューチャーしてみました♪
日本での花言葉
花に思いを託して相手に贈るが、ヨーロッパ中に広がって各国でその花のイメージから花言葉を作りだしてきました。
日本には、明治初期頃にイギリスを中心に西洋から伝わったとされています。植物園の話しによると・・花言葉には決まりがなく、誰が決めたと言えるものもありません。
色々なところで言い伝えられ、日本では花に携わる人達がその花に合った言葉を考えるなどして広がっていきました。
季語、四季に合わせて花の特徴(色・形など)を捉えたものが多いようです。例えば古くから親しまれた“椿”の花言葉は「控えめ」「気取らない優美さ」です。
由来は花に香りがないことから、この花言葉となったようです。
ごぼうやキャベツにも花言葉ってあるの?
花言葉はお花だけでなく、こんな野菜たちにもあるんです!
ごぼう
ごぼうの花言葉は「私にさわらないで」「しつこくせがむ」「用心」「いじめないで」なんです。
6~7月に紫色のアザミに似た、トゲのある花を咲かせます。
ごぼうは、漢語の「牛蒡」が語源です。根が牛の尾に似ていることが由来といわれています。縄文時代に中国から渡来し、平安時代には野菜として栽培されたごぼうですが海外では食べられていないそうです(T_T)
キャベツ
キャベツの花言葉は「利益」です。葉が次々と大きくなって、中心部の葉が内側に幾重にも巻いて結球することからきています。
春には、十字形の黄色い花にモンシロチョウやキチョウが良く訪れます♡キャベツは胃や十二指腸の潰瘍に効果のあるビタミンUを含む野菜です。
意外な花言葉
- 松
「不老長寿」「哀れみ」「かわいそう」不老長寿と哀れみが同じ植物の花言葉って不思議!
- マリーゴールド
「信頼」と「嫉妬」意味が矛盾していて面白いですね。マリーゴールドには他にも「勇者」「悪を挫く」といった花言葉もあります。
- アマリリス
「内気」と「おしゃべり」これなんてまさに真逆の意味!そして、他にもアマリリスには「誇り」と「強い虚栄心」なんてのもあります。この二つの言葉は似ているようで全く違います!
- アザミ
「復讐」と「安心」復讐といった意味が込められているのに安心とは?こんな花を贈られたら、どう受け取ればいいのか悩みます。
お花を贈るのに花言葉の意味を考えていたら、悩んでしまいますね。プレゼントの花束などはお花屋さんにおまかせしたほうがいいでしょう(笑)