夏休みの宿題に必ずと言っていいほど出てくる『読書感想文』!書くのが苦手だという人も多いのではないでしょうか?
今回は、読書感想文の書き方のコツと書きやすい本の選び方を徹底解説!
- 感想を文章にしたけれど2~3行で終わってしまった。
- ほとんど本のあらすじだけになってしまった。
- 本を売るための宣伝文句みたいになってしまった。
- 感想文が本を読んでいるときの自分の気持ちの実況ライブになってしまった。
コツを掴めば、意外と簡単です♪ 読書嫌いにならない為にも、読書感想文の簡単な書き方をマスターしちゃいましょう♪
読書感想文の書き方のコツ
最初に書き方のコツを5つお伝えします。コツをしっかりと頭に入れてから本を読むと、アンテナがたちやすくなるので試してみてくださいね♪
あらすじをダラダラ書かない
読書感想文は感想文であって、あらすじ紹介ではありません。
自分の“いま”と比べてみる
本では無く、あなた自身を語る文章が必要。自分なら、どうかな?自分なら、出来るかな?自分なら、どうだろう?主人公や登場人物が、もし自分だったらどうしたかな?これがポイントなのです。
どこに感心したか?どこがすごい!と思えたか
自分なら同じことができただろうか?自分なら逃げ出したのではないか?主人公にはあるけれど、今の自分に欠けているものは何だろうか?
段落がえは、接続詞を上手く使う
「しかし」「だが」「ところで」「そして」「さらに」など、このような言葉を段落の切替えに使うと書きやすくなります。また、読み手にとってもわかりやすい文章となります。
今後の抱負を結びで述べる
最後に、この本を読んで感じたことを今後の生活にどう生かすのかを述べればうまくまとまります!
読書感想文はどんな風に書き始めればいいの?
書き出しは読み手の心に響くだけに、出来るだけインパクトが欲しいところです。良い書き出しの例としては・・・
「私は驚いた。私はアンネと年が一つしか変わらない。なのに、この環境の違いはなんだろう?私だったらどうしただろうか。いろいろなことが頭を駆けめぐった」
こんな風に、一番印象に残ったポイントを書き出しで使うと読み手が一気に引き込まれるのでおススメです^^
読書感想文の構成
- 本との出会いを簡単に語る。
- 本の内容を簡単に紹介。
- 印象に残った場面、部分の紹介。
- そこから連想した自分の体験を紹介。
- さらに考えてみたこと。
- ~~~だから、この本を読んで良かった。
読書感想文は評論家が書く書評ではありません。感想文ですので「自分の体験を思い出した」「この夏、こんな体験をした」そして「主人公と〇〇な想いを共有した」等などと具体的に書けば良いのです^^♪
読書感想文を書きやすい本の選び方
読書感想文が書きやすい本と書きづらい本があります。
一般的には「冒険もの」や「不幸もの」、そして「名作」でしょうか。
最後に、推理小説は読む分には面白いですが、読書感想文は書きにくいかもしれません。恋愛小説も興味は惹かれますが、読書感想文は書きにくいかもしれませんね。
書きやすい本を選んで、是非コツを活かして書いてみてくださいね♪