朝起きるのが苦手=低血圧というイメージがを持っている人も多いですが、低血圧の症状には、頭痛、めまい、立ちくらみ、肩こり、動悸などがあります。
低血圧によって、身体がだるく、倦怠感が取れない、気力がわかない、食が細く充分な栄養が摂取できないなど日常生活をおくる上では悪影響があるのも事実です。
今回は低血圧にスポットを当てて、症状や改善方法についてお勉強していきましょう♪
低血圧症とは?
低血圧の人は、ストレスが溜まって自律神経のバランスが悪くなります。血圧が下ったり、筋肉の量が少なくて、あまり体力が無く、疲れやすい傾向もあります。
最高血圧が100ミリメートルHg以下で、疲れやすい、立ちくらみがする、肩がこるなどの症状がある人が低血圧症といわれています。
低血圧と寝起きの関係
一説には、低血圧で朝起きるのが辛く、寝起きが悪い理由は、原因不明とされています。本質的なものとされている、本能性低血圧であるといわれています。
血液がうまく循環しないことにより、身体のだるさを感じたり、頭痛やめまい、寝起きが悪くなるという症状が現れることがあります。
朝起きる時に、アドレナリンとノルアドレナリンという物質が分泌されるのですが、低血圧の人はこれらの分泌スピードが遅くなりがちです。
一方で低血圧と寝起きが悪いのは関係無い、という考え方もあります。眠りが浅かったりして起きるタイミングが悪いという説や、自律神経の切替えが上手くいかないという説もあります。
低血圧を改善しよう
先ずは運動することです!運動不足になると、血液を送る筋力が低下するので、積極的に運動するようにしましょう。
血液は重力の関係で下に溜まりやすいのですが、血液を押し戻すためにも、足の筋力は特に重要になってきます。血液の循環をよくするため、早歩きやジョギング、体操など軽い運動を1日10分でもすると良いです★
特に脚の筋肉を鍛えると、脚の抹消血管に血液がたまり血圧が下がってしまうことを防げます。
次に食事です!基本的にはバランスのとれた食事ですが、食欲不振、腹痛、便秘などがありますので、糖尿病患者の料理レシピを参考にするのも良いでしょう。
低血圧の人は、現在の食事に加えて1日3g程度多めに食塩を摂りましょう。よくある袋入りシュガーは1袋6gですからその半分くらいです。
低血圧を治すには、滋養のある食べ物を食べることが重要です。昔から日本で親しまれてきた日本食には滋養があり、低血圧の食事療法には、ぴったりの食事です。