コスプレ入門決定版! コスプレとは、アニメやゲームなどの登場人物やキャラクターに扮する行為をさしています。それらのジャンルの愛好者や同人サークルが集まるコミックマーケット、同人誌即売会を始めとする各種イベントやビジュアル系バンドのライブ会場等で見かけられます。
コスプレはコスチューム・プレイを語源とする正真正銘の和製英語ですが、世界中で通用する単語となっています。近年は意味が拡大し、特定の職業で採用されている制服や特定の着衣を好む人たちが、その衣装を真似て作った服などを着てそのキャラクターになり切ることをコスプレと呼ぶこともあります。
今回はコスプレについて、真面目に解説します!
コスプレは日本の文化?
欧米諸国を始め、韓国、中国、台湾、香港、東南アジア諸国等でも、コスプレを行う層が増えています。世界コスプレサミットなどおける各国での予選会場の中には、日本人から見ると想像もつかないほど盛り上がっているところもあるくらいです。
それは、日本人のコスプレに対するイメージが「オタクがやるもの」に対して世界各国のコスプレに対するイメージが「何かになりきってみんなで騒ぐのは最高」というコスプレに対するイメージの違いがあるからかもしれません。
そんなコスプレですが時代と共に変わっていきます。一般的なコスプレといえば「衣装を自作して」「自分で着て」「キャラになり切る」が普通ですが、最近では既成品のコスプレ衣装や、中古品を買って着るだけの人や、反対に衣装の自作や型紙の制作に熱中している人もいます。
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仮装・扮装とは違うの
「コスプレ」と「仮装・扮装」あるいは、単なる「奇抜なファッション」との境界線は難しいのですが;衣装の出典であり着用の動機でもあるキャラクターになりきるタイプと、単に衣装のみに着目した趣味では違うと考えられています。
しかし、鉄道ファンが鉄道会社のユニフォームを着る、メイドファンが著名メイド喫茶店の制服を着るということになればその区別は付きません。思い入れがあるから服を着るという点からみれば、同人的コスプレと変わりはありませんので今では広い意味で同じだというのが普通になっています。
コスプレ海外事情
日本製アニメやマンガ、ゲームの海外ファンによるコスプレも昔からありますが、2000年代になりインターネットが本格的に普及しさらに画像共有サイトや動画サイト、Facebookの様な国境をまたぐ巨大SNSが人気になると共に、日本の著名なコスプレプレイヤーが海外の人気となるケースも生じています。
さらには、日本人コスプレプレイヤーを真似る「コスプレのコスプレ」さえ海外で生じることになり、独特の進化を遂げています。
コスプレの世界はとにかく自由な世界です。他人に迷惑がかからなければ何をやってもOKですもっともっと楽しみましょう!