クリームシチューとビーフシチュー。どちらも美味しいものですが、売れているのはどちらかご存知ですか?
スーパーなどでは横に並んで売られていますが、メーカー調べによるとクリームシチューの売上が圧勝!
クリームシチューの方が作りやすく優勢と思った人も多いと思いますが、ここまで差がつくとはなぜでしょうか?今回はシチューの謎に迫ります!
シチューが登場したのはいつ?
ビーフシチューは、明治時代に洋食メニューとして登場しました。牛肉=高級感・本格感というイメージがあり、ごちそうメニューとして定着していきました。
一方、クリームシチューは学校給食に白いシチューとして登場したこともあり、身近な存在でした。
ビーフシチューは牛肉を使いますが、クリームシチューでは鶏肉、豚肉を使うので材料費も安く、手軽に作ることができます。
そしてクリームシチューは、具材のバリエーションも豊富で家庭でもより受け入れられたと考えられます。
クリームシチューとビーフシチューの材料の違い
どちらも、それぞれの良さがあって美味しいのですが、基本に使う野菜は「じゃがいも、にんじん、玉ねぎ」は共通です。それ以外の材料は、両者で少しづつ異なってきます。
ビーフシチュー
ビーフシチューの作り方は牛肉と「じゃがいも、にんじん、玉ねぎ」を煮込み、塩、こしょう、トマトピューレにドミグラスソースを加えて作ります。
用いられる牛肉の部位は色々で、すね肉やバラ肉、タン等が使われ、汁は少なめで、肉などの具材にボリュームがあり具材を食べることが主体となります。
そして、お酒の好きな人にとっては赤ワインに合うというのも嬉しいところです。
ワインに合う料理というのは家庭では中々作ることが出来ず、洋食屋さんに行って食べたくなる贅沢な料理としてビーフシチューがあります。
家で作ると牛肉が堅くなったり、味に深みがなかったりするのでビーフシチューはお店に食べに行くのが一番です。
クリームシチュー
一方、クリームシチューの方は牛乳や生クリームをベースに鶏肉、「じゃがいも、にんじん、玉ねぎ」、マッシュルーム、キャベツ、コーン、ブロッコリー、グリーンピース等好みのものを加えて作ります。
そして、鶏肉以外にもホタテ、海老、あさりといった魚介類との相性も良いです^^クリームシチューの方が、その時々に応じた具材を選ぶことができ、家庭料理としてはこちらの方が費用、栄養面ともに向いているといえます。
クリームシチューVSビーフシチュー勝敗は?!
ビーフシチューは、材料費が高く、作り方が難しい為に、洋食屋等で食べる方が断然美味しいです。
それに対してクリームシチューは、家庭でも簡単に作る事ができ、具材のバリエーションもあり、しかも材料費が比較的安い、そして老若男女を問わず喜ばれるということで、クリームシチューに軍配があがりました^^
寒い時期には、身体が温まるので特に食べたくなりますね^^♪ 我が家はさっそく今晩クリームシチューを作りたいと思います(´艸`*)