最近の給食事情
最近の給食はとても豪華ですよね!
ステーキとかも出たりするらしいですよ!
しかし、問題はその分量です。
現代の小中学校の給食はやたら量が少ないそうです。
一食300円足らずの食事ではありますが、それにしても一品一品の量が少ない上に、ご飯物の量は圧倒的に少なくなっています。

しかし、それより驚いたのは作られた給食の約半分が残飯として返却されているのです。
昔ならクラスに一人や二人は残飯処理係であるかのように食べまくる男子や女子がいたものです。
今は、せいぜいミカンとかバナナとかデザートくらいしかお代わりはされないらしいです。
原因は特に嫌いなものが入っているからではないようです。
お昼休みの時間はだいたい40分位、その中で給食の準備や配膳する時間も含まれます。
そうすると給食を食べる時間はよくて15分、場合によっては10分となってしまうのです。
日本の給食は戦後貧しかった時代に、子供たちに十分な栄養のある昼食を与える、という理念からきています。
しかし、その時代からすれば格段に生活レベルが向上しています。
単に栄養補給といった面だけではなく、もっと余裕ある給食のあり方を考えても良いのではないでしょうか。
昔ながらの人気メニューベスト5
1位:黒パン
給食に出たコッペパンは3種類ありました。
プレーンコッペパン、ブドウパン、そして黒砂糖コッペパンです。
まわりでは黒パンと呼ばれていて、食パン同様学年が上がるごとに本数が増えていきました。
学校帰りに食べるおやつとして最高なのが黒パンでした。
この味は、市販では食べたことはありません。
同名の物を見つけても中に何かが入っていたりして、似て非なるものでしかありません。
2位:ソフト麺
このうどんのようなソフト麺にミートソースをかけて食べたり、カレーソースをかけたりで、うどんになることはありませんでした。
だからこそ、給食以外で食べることが出来ないメニューという点から上位を占めています。
3位:フルーツのヨーグルト和え
普段何もお代わりしなかったけれど、これだけはお代わりしたかったメニューです。
フルーツの他に寒天も入っており、幸せの味がしました。
4位:プリン
やはり、デザート系は上位です。
プリンは色々な食べ方がありました。
かき混ぜて食べる派、皿に落として食べる派、そのまま派。
5位:わかめごはん
好きだったメニューと言われてすぐに思いつくものではありませんが、ご飯にかける何か、というのは結構重要でした。
例えば「ゆかり」とか「のりっちょ」とか。
わかめごはんもこのジャンルとして人気が高かったです。
現在の人気メニューベスト5
1位:鶏のから揚げ
2位:ハンバーグ
3位:カレーライス
4位:オムライス
5位:スパゲティ
現在の人気メニューベスト5は、家庭料理で子供が好むものと殆ど一緒で、面白みに欠けますね。