枕木オーナー制度って

一般の方が鉄道の枕木のオーナーとなり、枕木交換の費用を負担することで、地域の鉄道の経営を助けるという取り組みや制度のことです。

経営状態が厳しい地方のローカル線などで、鉄道を存続させることを目的にとして採用されています。枕木は通常、5年から10年程度で交換しなくてはなりません。枕木オーナーの募集で集まった資金が枕木交換の費用の一部として使われています。

オーナーがいる枕木にはプレートが設置され、オーナー自身の名前やメッセージを刻むことが可能となります。枕木が次に交換されるとオーナー期間終了となり、鉄道によってはプレートが返却される場合もあります。

枕木オーナーの費用は、一口5000円程度のものが多くなっていますが、枕木以外にも「つり革オーナー」を募集したりしている鉄道もあります。

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実際にこの制度がある鉄道は

いすみ鉄道
いすみ鉄道大多喜駅の枕木オーナーが募集されていました。緊急若返り工事に伴い30本、価格は年額5000円(税抜き)。申込みはインターネットか駅の窓口、オーナーには枕木に名前とメッセージを書いたプレートが設置されます。

三陸鉄道
三陸鉄道復旧に向けた支援プロジェクトとして、南リアス線に設置される約971本も枕木オーナー制度として募集があり、一口10000円でした。支援した会員には、その名前が刻印されたプレートを設置し残されると共に、「ご支援証明書」が送られます。

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平成筑豊鉄道
開業以来、運行本数の大幅増発、駅の増設など積極的に投資をしてきましたが、沿線住民の減少、マイカーの普及などに伴い厳しい経営状況になりました。その為、今後増大する施設保守費用を少しでも補う為「枕木オーナー制度」が導入され、プレート代金は5000円で500本以上がこの制度で補修されました。

信楽高原鉄道
昭和8年に開通しました。その後、戦時中のレールや枕木の供出等、存在の危機がありましたががんばって日々運行を続けています。しかしそのような大切な鉄道ですが、利用者の減少などから経営状態は厳しく、地域の支えが必要になってきました。その為、「枕木オーナー」を広く募集することになりました。

枕木1本5000円で一人何口でも構いません。寄付された方には、名前が書かれたプレートを枕木に設置し、その様子の写真を送るとともに、旧国鉄信楽線当時のレールを加工した文鎮も進呈されます。

この様に全国のローカル線で枕木オーナー制度が導入されています。ただ、乗車してみるのと違って募集の時期があります、その殆どはネットで応募できます。

貴方もロマンあふれるローカル線の枕木オーナーに成ってみてはいかがですか。