バナナはダイエットにいいとか、悪いとか。消化にいいとか、悪いとか。バナナにまつわる疑問を徹底的に解消しましょう!
- バナナは高カロリー?
- バナナは実は消化に悪い?
- バナナは、生活習慣病の予防に効く?
- バナナの正しい食べ方
本来は南国のフルーツですが、いまやスーパーにいけば年中安価で手に入りますよね!皮むきも簡単で、子供にも大人気のバナナ!バナナに関する正しい知識を身につけて、日々の健康管理に役立てましょう!
バナナは高カロリー?
バナナはビタミンCやビタミンB6などのビタミン含有量が多く、1本あたりの熱量は100カロリー程度です。
果物の中ではカロリーが高めですが、脂肪分は微量しか含まれておらずバナナの種類やサイズによって前後しますが、ほとんどは1グラム以下の0.2グラム程度です。
バナナは実は消化に悪い?
バナナは消化に良くエネルギーに変換されやすいので、朝食に向いていると言われています。マラソン大会でもランナーさんが食べていたりするのもそのためです。
そして「バナナは、下痢に良い」とも言われています。実際、まだ腸の機能が完全でない赤ちゃんの離乳食にも使われます。
ところが、「バナナを食べると、下痢をする」という人もいます。さて、どちらが正解なのでしょうか?
バナナには「下痢にも、便秘にもよい要因がある」といえます。つまり整腸作用があるのです。
バナナには、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維のどちらも含まれています。目でみても筋のようなものがあるのがわかるように、不溶性食物繊維のほうが多く、腸を刺激して排便を促す効果が高いのです!
次に、バナナには天然のオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖はビフィズス菌のえさになるので、腸内環境を改善するのに役立つ成分です。
オリゴ糖は「難消化性」という性質があり、腸で吸収されにくく低カロリーの糖としてダイエットにも使われています(*^^)v
バナナは、生活習慣病の予防に効く?
バナナに豊富に含まれるカリウムには、体内の余分なミネラルを排出し、血圧を調整する作用があります。そのため高血圧や脳梗塞、動脈硬化の予防が期待できます。
その他、血液中の糖分を細胞内に取り込み、血糖値を下げる働きがあると言われており、糖尿病の予防にも効果があるといわれています。
バナナの正しい食べ方
バナナを2本3本と多めに食べてしまうと、下痢になる恐れがあります。南国の果物ですので、「体を冷やす」とも言われています。
つぶしたり、少量をよく噛んでいただくなどして食べるようにしましょう。
普段から腸内環境を改善するために食べる、便秘改善のために食べるのであれば、大いにお勧めします(^^♪
ダイエットにもお勧めされることはありますが、朝食を一度バナナに置き換える、おやつをバナナにする、という程度であればよいでしょう。
ただし、ダイエットだからと言ってバナナだけでは栄養価が非常にに偏ってしまいますのでご注意下さい。
牛乳と一緒に食べたり、サラダにのせたりと食べ方のバラエティーも豊かにしましょう。
焼いたバナナや、ホットケーキに混ぜるなどしても甘みが強くなっておいしくいただけますし、消化にも良いですよ。
食べ方のバリエーションも多く、安くて簡単に手に入るバナナを是非日々の健康管理に役立てましょう♪