わからないことだらけの結婚ですが「両親への挨拶」は、しっかりできますか?
好きな人と結婚できたら嬉しいですよね。家庭を持って、そのうち子供も出来てにぎやかで幸せな家庭を築きたいですね。
でもその前に、やらなければならない事があります。相手のご両親への挨拶です!今回は結婚前の挨拶にまつわるイロハをお伝えします!
ご両親への挨拶
結婚が決まったら・・まずは両家の両親に結婚のあいさつに行くのですが、順番としては、先に彼女の親に結婚挨拶に行ってから、彼の親に挨拶に行きます。
当日の服装や、持っていく手土産は事前に準備しておきましょう。
手土産の相場の目安は3,000円程度が妥当でしょう。ここでの手土産の意味合いは、「結婚のご挨拶をする時間をわざわざ設けてくださることへのお礼」として認識しておきましょう。
手土産は、相手側のご両親が好きなものを事前に確認して用意しましょう。一般的には、和菓子や洋菓子などのお菓子がオススメですが、相手の両親がお酒好きなのであれば、好きな銘柄を調べて持参してもよいでしょう。
できれば、切り分けるタイプではなく個別に包装されているもので、家族の人数分は最低限入っているものを選びましょう。手土産を渡すタイミングは、席に座る前か、席につき、少し落ち着いてから渡しましょう。
よく、「つまらないものですが」と言ってしまいがちですが、「つまらないと思うものを差し上げる」という意味にも取られかねないので、このような場では使わないほうが無難だと思います
のしは基本的には必要ありませんが、もしつける場合は紅白の結び切りののしを用いましょう。これには2人のご縁が二度とほどけないようにと言う意味合いがあります。「外のし」で包装を依頼し、下段に二人の姓を書きます。
部屋に通され、「こちらにどうぞ」と進められたら、案内された席に座りましょう。特に座る位置を指定されなかったら、下座に座ることがマナーです。
和室は床の間から一番遠い席が下座。
洋室は出入口のドアに近い席が下座
となっているので、最低限これくらいは覚えておきましょう。
結婚挨拶のときにご両親の事を何と呼んだらいいか?
いきなり「お義父さん、お義母さん」と呼ぶのは、まだ結婚前なのでNGです。気をつけましょう。「○○さんのお義父さん、お義母さん」と呼ぶのがよいでしょう。
まず、部屋に通され、全員が揃ったら、あらためて「○○と申します。本日はお時間をお作りいただきましてありがとうございます」と挨拶しましょう。
ここで手土産を渡しましょう。 そして、お茶を頂いたりしながら、雰囲気を和ませる会話を心掛けます。緊張してしまって、なかなか話のきっかけがつかめない場合でも、二人でお互い協力しあって会話を進めるようにしましょう。
きっかけをつかみやすい話題として一般的なのは、趣味・家族の話・相手の幼い頃の話・スポーツ・ペットの話などで避けたほうがよい話題としては宗教・政治・自慢話・お世辞・ギャグ・下ネタなどです。
場がなごんだところを見計らって、いざ結婚挨拶へと移ります。男女どちらの家であっても、順番は男性から報告をするのが一般的なようです。
女性への両親への挨拶なら、きちんと座り直し、しっかりと相手の両親の目を見て 「○○さんと結婚させてください」 と伝えましょう。
話が一区切りついたころを見計らって「そろそろ失礼します」と切り出します。このような場では、特別な状況ではない限り長居しないようにするのがマナーです。
そして、コートは手に持った状態で、玄関でお礼の言葉を述べ、帰ります。
相手の実家が遠方にある場合
日帰りで行くことが無理な場合は、相手の両親が「ぜひ自宅に泊まって」と勧める場合以外、あらかじめホテルに宿泊する予定にしましょうね。
また、女性は彼の母親に「何かお手伝いはありますか?」と一言申し出ると、好印象を与えられるようです。断られても、一度は「ご遠慮なさらずにどうぞおっしゃってください」と伝えましょう。それでも断られた場合は手伝わないことがマナーとされています。
結婚挨拶に伺ったら、後日、相手方のご両親にお礼状を送りましょう。
最近の結婚事情
最近では、結婚の挨拶前に相手の家に遊びに行ったりして、ご両親と顔見知りになっているケースが多いみたいです。
昔は、両家が結婚の約束をした証として「結納」を執り行っていましたが、最近では「結納」と言う形ではなくて、両家で「食事会」「顔合わせ食事会」などという形で執り行う所が増えてきているみたいです。それと、時代と共に仲人を立てないで結婚するカップルも増えているようです。
人生に一度しかない一大イベントなのでわからない事も多く、緊張もします。しかし、これをクリアしないと幸せな新婚生活は手に入れられません!その前にしっかり挨拶を成功させて祝福ムードで新婚生活を迎えましょう。