カリカリ梅用の梅の選び方
小梅や中くらいの梅を漬ける
方法を紹介します。
品種は甲州最小や竜峡小梅、
天満紅梅などがおすすめですが、
白加賀などの中くらいの
梅でも作れます。
✿材料・道具
生梅:1㎏、
カリカリ梅を作る際、
何よりも大事なことは“鮮度”です。
青くて堅い梅でないと、
上手く漬かりません。
卵の殻:2個分
内側に付いている薄皮を
きれいに剥がして、水洗い。
その後、天日にあてて良く乾かす。
1~2日干して、
カラカラになったものを砕いて、
ガーゼに包んで使います。
卵の殻のカルシウムによって
カリカリ度が増すのです!
粗塩(赤穂の天塩を推奨):
100g~120g(10~12%)
竹串:なり口を取るのに使います
ガーゼ:卵の殻を入れます
フリーザーバッグまたは密封容器
重石:500g~1㎏
(ペットボトルや小石、容器に合わせて)

✿作り方
1,なり口を取った梅を、
1~2時間水につけてアクを抜く。
アク抜き後、ザルなどで乾かします。
2,普通の梅干しの作り方と同様に、
漬け樽の底に軽く塩をふって、
梅を一列に並べる。
ここで用意しておいた
ガーゼにくるんだ卵の殻を入れます。
3,その後、並べては
塩をふってを繰り返します。
(上にいくにしたがって
塩の分量を増やす)
並べ終わったら焼酎をまわしかけ、
残った塩をふります。
最後に落とし蓋をして、
重石を載せます。
4,梅酢が上がってくるまで、
早くても3日程かかります。
毎日1~2回、重石と落し蓋を取って
平均的にお塩がまわるように、
容器をゆすって下さい。
5,梅酢が落とし蓋の上まで
上がってきたら、重石を半分にして、
冷蔵庫に入るくらいの
小さな容器に移し替えます。
6,1ヶ月もしたら、
重石は外して、完成。
そのまま冷蔵庫で保存できますが、
3ヶ月で食べきった方が
美味しく食べられます。
カリカリ梅を使った料理レシピ
★カリカリ梅の大根サラダ
材料
大根:中1/2本
刻みカリカリ梅:40g
酢:大さじ2
オリーブオイル:大さじ2/3
みりん:大さじ1
ゴマ:適宜
鰹節:適宜
作り方
1,大根は、皮をむいて細切りにする。
2,ボウルに、刻みカリカリ梅、酢、
オリーブオイル、みりん、
いりごまを入れ、混ぜ合わせる。
3,細切りにした大根を
2に混ぜ合わせる。
4,3にかつぶしを入れ、
混ぜ合わせる。
5,器に盛れば完成です。
★カリカリ梅じゃこご飯
材料
ご飯:150g
カリカリ梅:3個分
大葉:3~4枚
ちりめんじゃこ:10g位
焼き海苔:適宜
作り方
1,カリカリ梅をみじん切りにする。
2,大葉は千切りにする。
3,熱々のご飯に刻んだカリカリ梅、
大葉、いりごま、ちりめんじゃこを混ぜる。
4,焼き海苔を散らして完成。