梅雨が明ければ、ようやく本格的な夏がやってきます。梅雨入りや梅雨明けはどうやって決まるかご存知ですか?梅雨明けと海開きは日程が決まっているのでしょうか?
何となくわかっているつもりでも、いざ聞かれると答えられる人は少ないのでは?今回は【梅雨】に関する知識をお勉強しましょう^^
梅雨入りはどうやって決まるの?
まず梅雨とは何なのかを知っておきましょう。梅雨は・・北にある冷たい空気(オホーツク海気団)と、南にある暖かい空気(太平洋気団)とがぶつかると梅雨前線が出来ます。梅雨前線が出来ると雲が発生しやすくなって、激しく雨がふります。
その時期の決め方ですが、気象庁が北海道以外を12の地域に分けて予想をしています。何ミリ以上降り続いたら梅雨入りといった様な明確な基準は、実はありません。
台風などと違って何かその対策を考えなくてはならないといったことでは無いので、梅雨入り・明けの気象学的な定義は存在しません。
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梅雨があければ待っているもの、それは海開き
梅雨入りも梅雨明けも、はっきり宣言するといったものではなく、ゆるやかな予想に近いものです。梅雨は北海道をふくめて、存在しない地方や国も多くあります。又、雨期とよばれるただ単に雨の多い季節が存在する地域もあります。
日本の梅雨とよばれるものは俳句の季語としてあるように、あくまでも文化的側面が大きい気象現象であるといえます。
その為に、梅雨明けイコール海開きといったイメージが時期的に重なることもあり思い浮かぶのです。
いつから海で泳ぐことができるの?
海水浴場であれば、水温、水質検査等を考慮した上で海開き宣言をします。沖縄県は早いのですが、海の家や監視員の設置等も必要となりますので、全国的には7月1日から海開きを行ない8月末までの営業が多いようです。
例年の梅雨開け時期を見てみますと年度、地方によって異なりますが、平均して6月上旬に梅雨入りをし遅くとも7月下旬には開けています。だいたいその地方の梅雨が明けるに伴って、本格的な海の季節となっています。
海に入れる気温は?
一般的に水温と気温を合計して50度くらいが基準となります。水温が22度であれば気温28度以上、水温25度なら気温25度と、これくらいの水温・気温であれば子供でも安心して海に入れます。
これは学校のプールで授業が出来る基準ですが、これくらいの水温・気温があれば海水浴にも適した環境と考えられています。
海水浴はその場所を管理する市町村が、設備・営業時間・安全管理等を行っています。地元では交通の混雑、騒音問題、風紀問題も起こっているので、事前に観光案内ホームページなどで注意事項などを確認し
マナーを守って楽しく海をたのしみましょう♪♪