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だるまの目入れはいつ行う?左右どちらから入れれば良いの?

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だるまの目入れ・・・TVでは、選挙の時などに見かけるくらいでしょうか?

何かを達成した時、目標が叶った時、そんな時にだるまに目を書くイメージですが。。

花子
花子
そもそもどうしてだるまには目が書かれていないの?
太郎
太郎
だるまに目を書くときは左右どっちから?

今回はだるまにまつわる素朴な疑問を解消します!

何故、だるまに目を入れることになったの?



江戸時代に病気がはやった時に、だるまの目入れが始まったといわれています。

感染の病気が流行り、命を落としたり治らないという不治の病として恐れられている時代です。 その時代には、そういう病気になるのは疱瘡神によるものと言われておりこの神は赤色を嫌うと言われていました。



そして、この病気になると視力が失われるという状態でした。ですので、この当時から目が綺麗に書かれているだるまが人気になっていました。 ただ、目の形が悪いものは売れ残っていたそうです。



そこで商人は、だるまには目をかかず、購入した人が書くようにさせました。やがてだるまは仏像のように拝まれるものになり、そこに目をいれていくことを開眼と呼ぶようになったのです。

そして病気が治るように・・など願い事がある時に片目を入れて、願いが叶ったらもう片方の目もいれるというようにとなっていきました。



だるまの目はいつ入れるの?



だるまは願掛けの縁起物です。願掛けをする時に片目を入れて(開眼)、願いが叶えば両目を入れる(満願)と言います。



習慣の場合として多いのは、初詣でだるまを購入して年始に目をかいて、年末に完成というもの。一年の無事、幸せを願ってというところでしょう。 厄除け、家内安全、商売繁盛・・・願う事はさまざまですね。



他には、合格の願掛けをする受験生も多いです!元旦に入れる、または大安や友引という縁起の良い日にいれるのも幸先良さそうですよね。

そして大みそかに家族で一年を振り返り、満願にして神社にお返しするという流れですね。 私も今年は行いましたが、一度始めると毎年行ってしまいそうです!

左右のどちらから入れるのが正しいの?



意外や意外、地域によって違ったりします。だるまの種類によっても異なるようです。 しかし一般的には向かって右から、だるまにとっては左目になるところから入れるのが通常です。

しかし、願掛けの大きな意味は、開眼ですので左右間違っていても、片方開眼しているので問題はないです!

宗派によっても違うので、購入する時に確かめることが一番の策かと思います。 是非一年の願掛けをして、一年だるまに見守られてみませんか?