初めての白髪染めのポイント!
初めての白髪染めで、
何に気をつけたらいいのか?
大きく分けると次の4点になります。
1,自分の髪質を知ること
細くて柔らかい茶っぽい髪は、
染まりやすいので、
自分の髪色に近いトーンを選びます。
逆に太くて硬い黒っぽい色の髪は、
染まり辛いので、
自分の髪よりワントーン明るい色を選びます。
2,温度によって染まり具合が違う
白髪染めは温度によって
色の入り方が違います。
ほとんどのメーカーは、
室温が20~30度と想定して
放置時間を定めています。
室温が高いと染まりやすく、
逆に室温が低いと染まりにくいので、
ビニールキャップの上に
保温キャップをして、
上からホットドライヤーを当て、
タオルキャップをかぶって保温して下さい。
3,髪質によって、放置時間を変える
柔らかく染まりやすい髪は、
使う白髪染めによって
多少の違いはありますが、
20分位が良いでしょう。
硬くて染まり辛い髪は、
25~30分位放置するのが良いでしょう。
4,染める部分によって塗布量を変える
白髪は髪全体に均等に
出ている訳ではありません。
そこへ、均等に白髪染めを塗布すると
ムラに染まってしまいます。

手順としては・・・
塗布しづらくて白髪が
目立ちやすいところは
素手で塗布する。
↓
こめかみやフェイスラインには、
専用のクシやハケで多めに塗布する。
↓
白髪の固まって生えている部分に
多めに塗布する。
↓
最後に全体に均等に塗布します。
これでムラのない
白髪染めができるでしょう!
ヘアカラーと白髪染めの違い
「ヘアカラー」も「白髪染め」も、
髪に色をつけることが目的ですが、
染まるまでの過程に違いがあります。
★ヘアカラー
髪の毛に染料を浸透させ、
髪に色をつけることが目的です。
しかし、私達日本人のような
黒髪の場合、メラニン色素で
カラーを入れても
見えにくくなってしまいます。
その為、美容室や自宅でできる
ヘアカラーリング剤で脱色
(毛髪の染色)という流れになっています。
このブリーチ剤の主成分、
過酸化水素水がメラニン色素を
除去するのですが、
髪の色を抜く働きがあると同時に、
髪表面にあるキューティクルも
剥がしてしまうため、
髪の毛を傷みやすくしてしまう
弱点があります。
★白髪染め
もともとメラニン色素が
抜けている状態なので
ブリーチ剤不要で、
黒髪よりもカラーが浸透しやすい状態といえます。
白髪染めを始めるタイミング
白髪が生える年齢には個人差があります。
一般的には35歳くらいが平均で、
丁度身体的にも下降してくる時期です。
この時期を迎えたら
身体機能と共に髪にも注意を払ってあげましょう✿