お歳暮を頂いたけれど、
どうやってお礼を言ったらいいのかなー?
そう思ったことはありませんか?
お歳暮のお礼のしかた、電話?葉書?
お歳暮が頂いたら必ずお礼の気持ちを伝えます。
ごく親しい間柄なら
「素敵な品が届いたよ。ありがとう」
と電話で済ますこともありますが、
電話やメールはやはり略式。
本来はお礼状を出すのが正式なマナーです。
ここではお歳暮のお礼状のポイントと
文例・例文を紹介します。
いつまでに、どんな内容で出す?
お歳暮を頂いた場合には、なるべく早く
お礼状を出しましょう。
お礼状を書くポイントはつぎの通りです。
堅苦しく考える必要はありませんが、
自分の言葉で素直な気持ちを述べましょう。
ポイントは、お礼の気持を述べること。
・自分だけではなく、家族も喜んでいる様子を伝える。
・今後のおつきあいをお願いする言葉を入れる。
・一年で最も寒い時期を迎えるにあたり、
相手の健康を気づかう言葉を入れる。
以上、これらのことを書けば万全です。

お歳暮の礼状、文例はこれでOK!
便箋またはハガキに手書きをします。
正式なお礼状は便箋に縦書きをするのが基本ですが、
横書きでも、ハガキでも問題はありません。
一番大切なのは、すぐにお礼の気持を伝えることです。
●文例Ⅰ
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拝啓
師走に入りあわただしい日が続いておりますが、
お変りなくお過ごしでしょうか?
さて、このたびは大変結構なお品を頂き、
本当にありがとうございました。
新鮮な海の幸に家族全員大喜びしております。
奥様にもくれぐれも宜しくお伝えください。
まだしばらくは厳しい寒さが続きますが
体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
とり急ぎお礼を申し上げたくお便りをいたしました。
ありがとうございました。
敬具
山田太郎
内
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これは知人からお歳暮を頂いた場合のお礼状です。
●文例Ⅱ
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拝啓
寒さ厳しき折 ◯◯様におかれましではいかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで私たちはいたって元気に過ごしております。
さて、本日はお心のこもったお品を頂き、
本当にありがとうございました。
いつもながら細やかなお心づかいに恐縮するばかりです。
寒さはまだまだ続くようです。皆様どうぞご自愛ください。
略儀ながら書中にてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
敬具
平成◯◯年◯◯月◯◯日
山田太郎
◯◯◯◯ 様
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文例Ⅱは比較的どんな相手にも使える無難な文章です。