ピロリ菌の正体は何だ

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息しているらせん形をした悪い菌で、主に胃や十二指腸などの原因となります。子供の頃に感染し、一度感染すると多くの場合、除菌しない限り胃の中に棲み続けます。

ピロリ菌に感染すると、炎症が起こりますが、この時点では症状のない人がほとんどです。大人になってから感染すると激しい胃の症状をみることがあります。

 

胃痛はピロリ菌のせいかも

さらにピロリ菌の感染が続くと感染範囲が「胃の出口」の方から「胃の入口」の方に広がって、慢性胃炎がすすみます。この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がん、さらには全身的な病気を引き起こすおそれがあることが明らかになってきました。

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乳酸菌はピロリ菌に効く?

私たちの周りには人体に有益な働きをしたり、害を及ぼす無数の細菌が存在します。その中で乳酸菌は炭水化物など糖から乳酸などの酸を作り出す総称で、人間にとって健康上必要な細菌です。
乳酸菌には数百種類あり、例えば、ビフィズス菌はビフィズス菌属に属している菌で、人間の腸内に潜んでいて数々の有用な働きをする善玉菌です。

しかし、そのビフィズス菌でもピロリ菌にはそこまで有効ではありません。ピロリ菌の除菌効果において、最も期待できる乳酸菌は「LG21」です。

LG21はビフィズス菌属では無く、ラクトバシルス属に属している乳酸菌です。属性が異なるためにその効果も違います。ラクトバシルス属の乳酸菌がピロリ菌を排除できる理由には、ピロリ菌がいくら胃酸に強くても、乳酸菌LG21が出す乳酸には弱いためです。

さらにLG21の様な乳酸菌が増えるとピロリ菌の繁殖に必要な栄養と居住空間を奪っていくことも、ピロリ菌が死滅していく理由になります。

LG21はピロリ菌を除去する優等生

LG21がピロリ菌除去に最も適している理由が5点あります。

,低栄養の条件下で高い繁殖力があり、栄養の少ない胃の中でもしっかりと乳酸を生かすことができる。

 

,乳酸菌の生産量が多く、ピロリ菌に対して優れた殺菌作用を持つ乳酸菌をたくさん作ることが出来る。

 

,胃の上皮細胞への接着力が優れているため、すぐ消化されずに胃の中に住み続けるピロリ菌と同等な存在で居続けます。

 

,強酸性環境の中で生存可能なピロリ菌よりも、LG21は耐酸性に優れ胃酸に強い。

 

,人が食べても安全で健康に良い乳酸菌のため、薬とは異なり副作用がなく、アレルギーなどの抗体もありません。

 

 

LG21の特性を見つけるまで200種以上の乳酸菌を対象に実験を行った結果、最も優秀だった乳酸菌の学術名称の頭文字をとって「LG21」と略されました。

 

LG21は現在ではピロリ菌退治のエリート乳酸菌としてヨーグルトに含まれ、私達の体内への摂取が可能になっています。